【油&脂と無縁だった幼少期】
「なぜコレステロール値が高いのか?」
その原因を探るべく、自分のこれまでの生活を振り返ってみようと思います。
昭和40年代に四国の片田舎で生まれた私。
当時はまだ核家族が珍しく、私の実家も祖父母との完全同居でした。
そこでネックになるのが食生活。
そもそも肉食をほとんどせず、米と野菜しか口にしない祖父母。
祖父に至っては生涯で豚肉を食べたことが無かったのでは?というレベルでした。
それでも当然のように祖父母に合わせた食事内容だったんです。
だから・・・
朝はご飯+味噌汁+漬物(自家製)。
夜は野菜や魚の煮つけ。それが定番でした。
そのせいか、給食が洋食メニューの時は本当にうれしかったですよ。
ミートソースなんか絶対に家では食べられなかったから(笑)
しかも祖母は化学調味料の使用を嫌っていたので、すべてがこの上なく薄味!
そうめんのつゆも自家製で、いつも物足りない感じでしたね。
大人になって市販の麺つゆを初めて口にしたときは、本当に感動したんですよ。
まあ、今考えれば食品添加物と無縁の贅沢な食生活ですが。
小学生の頃の私が食べたかったのはハンバーグやナポリタン。
自分が結婚したら、絶対にチーズやバターを使ったおしゃれなおかず(シチューやロールキャベツだけど)を毎日食卓に並べるお母さんになろうと思っていましたね。
法事や親戚の集まりで出される刺身や鰻にもあまり有難味を感じられず、ひたすらマクドナルドのハンバーガーに憧れていました。